2012年10月9日火曜日

はじめての株 その1「株って何?」

はじめてシリーズ第1弾として「株」について書いていきたいと思います。

株とは?

会社が「株」という紙切れに値段をつけて、この会社に興味のある人々に購入してもらいます。そうすると株がお金に換わり、会社に入ってきます。
そのお金を会社の運営資金に当てます。
会社が儲かれば、株を買ってくれた人々に、「株を買ってくれてありがとう!」ということで、利益の一部を還元します。

株を持っている人は、その会社の株の持ち数によって、会社の経営に関与することが出来ます。

株を買うには?

株を買うには、インターネット上にある証券会社に口座を開く必要があります。
あとは、その口座に資金を振り込んで注文を出すだけです。

会社によって最低限必要な株数があります。それを単元株と言います。

単元株=1株であれば、現在の株の価格分のお金が必要です。
例:株価 10,000円/単元株 1株
→必要なお金:10,000円×1株=10,000円

単元株=100株であれば、現在の株の価格分×100のお金が必要です。
例:株価 300円/単元株 100株
→必要なお金:300円×100株=30,000円

いつ買えるの?

株は取引時間が決まっています。
平日の午前中は9時〜11時30分、午後は12時30分〜15時までとなっています。土日祝はお休みです。
日中、働いている人にはリアルタイムでの取引は厳しいかもしれません。
しかし、注文は取引時間外の夜でも出すことが出来ます。

株で儲けられるって聞いたけど

株で利益を上げるには、簡単に言うと「安く買って高く売る」を繰り返すだけです。
株を1万円で買ったとして、それを1万2000円で売れば2000円の利益がでます。
これを売買益と言います。

逆に1万円で買ったものが、8000円になってしまいその時点で売れば2000円の損益になります。

売買益の他に、配当金で儲ける方法もあります。
こちらは配当金を貰える時期に株を持つか、ずっと株を持ち続ければ貰えます。
しかし、会社の業績が悪いと配当金がなしになることもあります。
会社にもよりますが1株10円ほどの金額です。

また会社によっては株主優待というものもあります。
これは配当金などと違い現金ではなく、商品券や割引券などで提供されています。

手数料はどのくらいかかるの?

安く買って高く売れば利益が出ると言いましたが、株の取引は「買い」と「売り」で手数料がかかります。
証券会社によって異なりますが、株の取引金額に応じて決められています。
例をあげると、クリック証券の場合、10万以下で105円となっています。

次の取引をした場合、次の手数料がかかります。
A株を5万円で買った    :手数料105円
手持ちのA株を8万円で売った:手数料105円
買いと売りで2回手数料がかかることに注意してください。

必要な資金は?

1株1万円位から買えるものもありますので、まずは10万円以下の手頃な株から
始めてみて、株とはどういうものなのかを知って頂いた方がいいかと思います。
最低限の資金として10万円を用意すればいいでしょう。

次からは株について少し詳しく説明していきます。

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