今回は配当金について説明していきます。
配当金とは?
会社側が利益を出した場合、株主に対して利益が分配されたお金のことです。1株にいくらという感じで設定されています。
会社の利益が少ないときは、配当金が支払われないこともあります。
いつもらえるのか?
配当金は会社の決算等の時期に株主名簿に載っていればもらうことができます。名簿に載るのは株主優待と同じです。
会社によっては配当が年2回あるところもあります。
Yahoo!ファイナスに書いてある配当実績は、去年1年間の配当金を1株で求めたものですので、そのまま貰えるとは限りません。
どのくらいもらえるのか?
例えば単元株が100の株を買ったとします。その株の配当金が1株20円だったとき、100株☓20円=2000円を配当金としてもらうことができます。
年2回配当がある会社であれば、上記の2000円☓2回=4000円もらうことができます。
銀行にお金を預けて利子を貰うより、はるかに多くもらうことができます。
税金はどうなるのか?
配当金がもらえることが確定すると、会社からお知らせが届きます。そのお知らせに配当金の額が書かれており、郵便局等に持って行くと換金できます。
お知らせにはすでに税金が引かれた額が書かれており、現在では配当金の金額に関係なく10%の税金が引かれます。
また、配当金は「配当所得」という所得になるので、他の所得とは合算せずに税金が計算されます。
換金について
配当金の換金には期限が設定されています。大体1年ぐらいと決まっていますので、その間に換金しましょう。
普段働いている方は、郵便局等に行きにくいので、その時は休みを取るなり、代理で換金に行ってもらいましょう。
換金するときには、印鑑が必要です。
その場で現金がもらえます。
配当金狙い
配当金狙いで株を買う場合、配当利率を目安にしましょう。配当金が1株20円で単元株100の場合、2000円貰うことができます。
その株が1株1000円とすると、100株買うのに10万円必要です。
配当利率を求めるには、配当金÷購入金額☓100で計算できます。
個々の例で計算すると、2000円÷10万☓100=2%となります。
注意すること
配当金が貰えるということはお得ですよね。しかし、単純に配当金だけ見ていてはいけません。
今年も配当金が貰えたといって、来年も貰えるとは限りません。
最初に説明をしましたが、配当金は会社の利益によって決まってきます。
会社の利益が少ないと、配当金が減額されたり、なくなったりすることもありますのでそこは注意しましょう。
次は証券会社の選び方について説明していきます。
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